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当院の治療方法

保険適用の治療

ニキビの原因となる古い角質をベピオゲル、ディフェリンゲル、エピディオ、漢方薬などのターンオーバーを促す薬剤を使用して治療を行っていきます。ニキビ菌の増殖を抑える目的で抗生物質の内服薬と外用薬を使用する場合もあります。保険適用の治療で改善がみられない方には、下記のような自費診療を勧めております。

自費診療

ケミカルピーリング/ツイストピーリング

肌にサリチル酸などを塗ることによって肌にある不要な角質を取り除く治療方法です。新陳代謝を促し皮膚を再生させることで肌を若返らせていきます。美白効果もあります。
また、痛みを伴わずとても安全な治療です。
なお効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ヘルペスなどウィルス疾患がある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠、授乳中である
  • アスピリン喘息がある

など

副作用

  • 腫脹
  • 瘙痒
  • 炎症
  • 表皮剥離
  • 瘢痕形成
  • 色素沈着
  • 乾燥

Vビーム

Vビームは、赤く炎症したニキビやケロイド等、赤みがあるものに効果を発揮するレーザー治療器です。
皮膚の赤い色素だけに吸収されるレーザーを当てることで、赤みの原因となっている毛細血管の余分な色素が除去され、本来の皮膚の色と色調を揃えることができます。輪ゴムで弾かれるような痛みはありますが、麻酔の必要も少なく、時間も5~15分程度で終了します。なお効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠中である

副作用

  • 紫斑形成
  • 1〜2週間で消退
  • やけど
  • 瘢痕
  • 水疱形成
  • 色素沈着
  • ケロイド

エレクトロポレーション

電気パルスと超音波の力で皮膚の表面に小さい穴をあけて、高濃度ビタミンCやヒアルロン酸などニキビへの有効成分をダイレクトに深層に導入することにより改善をしていきます。
従来のイオン導入に比べ、肌への浸透率は約20倍だといわれています。なお効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • 湿疹皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 金属を使用されている既往歴がある
  • ペースメーカーが埋め込まれている

副作用

  • 使用薬剤によるアレルギー
  • 超音波によるムズムズ感
  • 痛み

ノンアブレイティブフラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、皮膚の表面にレーザーをあて小さな穴を開けることで皮膚の再生を促します。皮膚の再生しようとする力を利用して肌を活性化し、ニキビやニキビ跡を改善していきます。一回の照射で約10~20%は皮膚が生まれ変わると言われています。但し、1回で得られる効果は限定的です。通常は5回〜10回程度照射すると効果を実感できます。照射していると、ニキビ跡や傷跡の幅が狭まり、凹みが縮んできます。その結果、傷跡がぼけて薄くなると目立たなくなります。なお、ニキビ跡の凹みにある瘢痕組織そのものを取り除く作用はありません。当院では、フラクショナルレーザーの中でも負担が少ないノンアブレイティブというレーザーを使用しています。ただし、効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • アトピー性皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 肝斑がある

副作用

  • 腫脹
  • 炎症
  • 炎症性色素沈着
  • 瘢痕形成