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当院の治療方法

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーの光の波長は、メラニン色素のみをターゲットに治療できる為、正常な周囲の皮膚や血管へのダメージを最小限に留めます。色の薄いものから濃いもの、比較的広範囲のシミやあざ、そばかすの治療ができます。一発が3~5mmほどになり、それをシミの部分に打っていきます。痛みは輪ゴムで弾かれる程度ですが、数発打っていくと痛みが増していくため麻酔のシールを貼ってから施術することが多いです。また、モードを切り替えることによって、「太田母斑」「異所性蒙古斑」等の深いシミの治療と、「脂漏性角化症」「老人性色素斑」等の浅いシミの治療と、使い分けることができます。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • 湿疹性皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 肝斑がある

副作用

  • やけど
  • 腫脹
  • 炎症
  • 発赤
  • 炎症性色素沈着
  • 瘢痕形成
  • ケロイド

ケミカルピーリング

薬を肌に塗ることでターンオーバーを促すケミカルピーリングは、複数回行うことでシミの原因となるメラニン色素がだんだん浮き上がってきて、いずれ角質と共に剥がれおちます。
また、ターンオーバーで角質が剥がれ落ちることでワントーン明るい肌になり、ニキビ跡や小ジワにも効果的です。なお効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ヘルペスなどウィルス疾患がある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠、授乳中である
  • アスピリン喘息がある

副作用

  • 腫脹
  • 炎症
  • 瘙痒
  • 表皮剥離
  • 色素沈着
  • 乾燥・瘢痕形成

エレクトロポレーション

電気パルスと超音波の力で皮膚の表面に小さい隙間をあけて、高濃度ビタミンCやヒアルロン酸トラネキサム酸などの有効成分をダイレクトに深層に導入することにより改善をしていきます。
従来のイオン導入に比べ、肌への浸透率は約20倍だといわれています。なお効果については個人差があるため予想していた効果と異なることもあります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • 湿疹皮膚炎がある
  • 顔面に手術などで金属が使用されている既往がある
  • 妊娠中である
  • ペースメーカーが埋め込まれている

副作用

  • 使用薬剤によるアレルギー
  • 超音波によるムズムズ感
  • 痛み

レーザーフェイシャル

メラニンに反応しやすく、同時に皮膚表層を冷却ガスで保護できるという特徴のレーザーにより、薄いシミをマイルドに改善していきます。痛みが少なく治療時間も短く、治療後のケアも簡単な治療ですが、すぐに効果が出るのではなく、3週間後位に少しずつ毛穴が目立たなくなり、シミ・そばかす・くすみが薄くなっていきます。1ヶ月から1ヶ月半毎に回数を重ねることにより効果が高くなります。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 肝斑がある

副作用

  • やけど
  • 腫脹
  • 発赤
  • 炎症性色素沈着
  • 瘢痕形成
  • 水疱形成
  • 痛み
  • ニキビ
  • 毛嚢炎

フォトフェイシャル

肌全体にIPLと呼ばれる光を照射することにより、メラニンや毛細血管にダメージを与えたり、コラーゲンの生成を活性化させることでシミ・そばかす・小ジワ・赤ら顔の方を改善していきます。顔全体に有効な光をあてることで素肌が持つ本来の力を取り戻し、単にシミを薄くするだけではなく「くすみのない透明感のある美肌」を手に入れることができます。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 肝斑がある

副作用

  • やけど
  • 腫脹
  • 発赤
  • 炎症性色素沈着
  • 瘢痕形成
  • 水疱形成
  • 痛み
  • ニキビ
  • 毛嚢炎

炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーとは、赤外線領域の波長が水に吸収されやすい性質を利用し、皮膚の中にある水分と一緒にシミ・そばかす・くすみの組織を蒸発させることで消していきます。
厚みのあるシミや、濃いシミに有効です。傷みが伴いますので、麻酔の注射をして行います。
皮膚を削ることにかけてはメスを使うよりも出血が少なく、ホクロやイボの除去にも効果的です。

施術が受けられない場合

  • 施術部分にけが、キズがある
  • ケロイド体質である
  • 皮膚炎がある
  • 妊娠中である
  • 肝斑がある
  • 麻酔の注射液に対しアレルギーがある

副作用

  • 腫脹
  • 炎症
  • 赤み
  • 炎症性色素沈着
  • 瘢痕形成
  • ケロイド
  • 皮膚陥没

内服、外用療法

シミ・そばかす・くすみ改善で飲む一般的薬は、シナール錠(ビタミンC)やトラネキサム酸、抗酸化作用を目的にビタミンEもあります。また、レーザー治療を行う場合も、まずは内服療法でお肌のコンディションを整えてから行うことも多いですし、レーザー治療等の施術が終わっても、再発防止の為に内服だけは続けられる方も多いです。ただし、シミ治療目的や、肝斑治療は自費治療になりますので、あらかじめご了承下さい。シミ・そばかす除去の為に処方される外用薬はハイドロキノン軟膏です。ハイドロキノン軟膏は、シミやそばかすの元になるメラニンを生成するチロシナーゼの作用を阻害し、メラニンの生成を抑えます。

内服ができない場合

※トラネキサム酸は血栓形成のリスクがある方は内服できません

副作用

【外用薬】

  • 湿疹皮膚炎
  • 痒み
  • 赤み
  • 色素沈着

【内服薬】

  • 下痢
  • 食欲不振
  • 胸やけ
  • そう痒感
  • 発疹
  • 薬剤アレルギー
  • 胃不快感
  • 悪心
  • 嘔吐